自分の命を守る力に驚愕!!

明石市エステサロンCast オーナー松下です。

全ての動植物に(生きる為の力)というものがある。

例えば怪我や病気を自身で治そうとする治癒能力だったり、「絶対死んだ!」と思うような事故や災害にあっても生き延びるといったような生命力。

それに加えて 危険な目にあいそうな時に発揮する危機管理能力なども兼ね備えていて、弱肉強食の世界をテレビなんかでみると 驚く事も多々ある。

獲物とならないように周りの景色に同化したり いざという時に形態を変えたりする能力がそれである。

なんでいきなり こんな事を言い出したかというと、録画していたテレビを見て 生命の不思議に驚愕したからである。

1980年に南アフリカ共和国のリンポポ州国立公園内に生息していた ウシ科の草食動物クーズーが、次々と死に至った。その数3000頭!

外傷もない為 最初は疫病や気候などが問題視されたが公園内の他の生態系に問題や異常はなく、クーズーだけが3000頭。ますます原因が分からない。

この辺りにクーズーが、密集して生息していた事が何か原因に繋がるのか?と、調べに調べた結果。。

なんと!

原因がアカシアの木だったと判明!

アカシアの葉はクーズーの主な食料である。

なのに何故、食料であるアカシアが大量死の原因に?

私が驚愕したのはここからである!

毎日 毎日葉っぱを食べられていたアカシアの木は(このままでは自分が枯れてしまう〜!)と、クーズーの群れが一度に沢山食べる事が出来なくなるよう、その葉にタンニンを4倍作った。

タンニンとはお茶などにも含まれる渋味成分。摂取しすぎると食べ物が上手く消化できずに死んでしまう。

タンニンが4倍含まれた葉を食べ続けたクーズーは やがて消化不良をおこし次々と倒れていった。

これが3000頭のクーズーが大量死した原因。

凄い事である。

動く事も鳴く事もできないアカシアの木が葉を大量に食べられる事に危機を感じ 自らを変化!葉にタンニンを4倍作り出し自分の身を守ったのだ。

しかも クーズーに葉を食べられたアカシアの木は仲間の木に危険を知らせる為、エチレンガスを放出する事が判明!それによりガスを受けた仲間のアカシアの木もタンニンの量を増やしていたのだ。

アカシアの木の危機管理能力に驚愕であった。自らの命を守る為 自らを変化させたのだ

私は最近、美容だけでなく健康、主に生体ミネラルについて勉強中である。健康を維持する為には質の良いミネラルが必要である!とか、免疫システムの正常化について!とか生体ミネラルとはなんぞや!などを勉強中なのである。

自分の身体の中で作ってしまった病は自分の身体の中の力で撃退する!といったような 食育やミネラル療法を勉強中である私にとって この番組は まさに衝撃であった。

アカシアの木。

木ですら自身を変化させてでも命を守る事ができるのだ。

人間が健康を維持する為、必要なモノを取り入れて自分の健康を守る。

これってホントに大切な事だな〜。と、つくづく感じた次第である。

しかし、(たかが草木!)などと思っていたが すっかり考えが変わってしまった。近所の公園の木ですら しっかり生きてるんですね?などと尊敬の目で見てしまう。樹齢の長い神木なんぞに出会った日には、思わず ひれ伏してしまうのでは?と思っている松下であった。

ホント、この番組を観る2日前に 伊勢神宮に行っといて良かった。。(笑)